奄美花めぐり

奄美花めぐり

奄美でしか見られることのできない花や植物の観察会。丸一日かけてガイドとっておきの場所へご案内いたします。途中舗装路以外を歩くことがありますので動きやすい服装と履物をご準備ください。
このツアーではぜひご自身のカメラをお持ち下さい。本を出版するほどのガイドですので、カメラの設定など普段聞けない撮影技術もお教えいたします。

奄美花めぐり

  • ガイド- 勝廣光山下弘(どちらか1名でご案内します)
  • 料金- 1グループ(2~5名程度)30,000円(税・保険込・昼食別)
  • 時間- 8:00ホテル出発 17:00ホテル到着(予定)
  • 1名のガイドで1日1グループのプライベートなツアーです。
  • ガイドの都合により、ご希望の日にちに催行できない場合がございます。
奄美花めぐり

今回、勝廣光氏のツアーを体験してきました!勝氏は奄美市笠利町出身、本土で写真関係の仕事をされた後、島に戻りタクシーの運転手をしながら、観光ガイドなどをされていました。著書に「奄美の希少生物ガイドⅠ・Ⅱ」があり、その知識は花ばかりでなく、動物や昆虫など幅広くガイドしていただけます。


モダマ1

まず訪れたのは住用町の「モダマ」群生地。左の画像の山を見ながら「あそこは全体がモダマなんですよ」と言われるが、何か山を覆っている緑がある、くらいにしか遠目ではわかりません。


モダマ2

近くで車を止めると、しっかりと整備されているモダマ群生地へ。階段を下りて分け入ることができます。ちょっとした探検気分を味わいながら、途中に見慣れないネジネジされた枝?木?が四方に伸びており、ここで初めてあの山を覆っていた緑がこのネジネジの木が作り出していることに気づきました。それがわかるとものすごい広さにこの「モダマ」が伸びているのが分かります。


モダマ3

「これがモダマの根っこですよ」とても太くネジネジされたこの木がモダマの木の幹部分。このあたりの山一帯を覆っていますが、木としては3本くらいしかないのでは?とのことで、3本でこの一面を覆う面積まで拡大しているなんて、いつか奄美はモダマに侵略されてしまうのではないかと思うほどの生命力ある植物です。


モダマ4

「モダマ」のもう一つの見どころは、この看板にあるように子供の背丈くらいの大きな豆ができるのです。残念ながら数年前の台風でかなりのダメージを受けたこのモダマは、それから豆を付けていないそうです。やっと回復傾向にあるようで、2015年くらいには豆がなるのではないかとのことでした。


奄美花めぐり

モダマ群生地を後にして、その先にある山へ入っていきます。この道は旧三太郎峠(きゅうさんたろうとうげ)と言われる道で、以前は奄美大島南部を目指すメイン道路でした。


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出迎えてくれたのは「ハシカンボク」奄美でしか、というような珍しいものでは無いようですが、道路脇のいたるところにあり、山の緑に彩をつけています。


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ちょっと見にくいですが、奥の方に実がなっています。これは「シマサルナシ」の木です。この実、みなさん良くご存じのフルーツの原種と言われています。キウイフルーツです。かなり木の上の方に実がついているので、今回は食べられませんでしたが、次回は何か取れる道具を持って行って・・・。希少な植物かどうかは聞き忘れてしまいましたが、奄美・沖縄などでは見られる植物のようです。


奄美花めぐり

森の中ではパッと華やかな印象を受けました。こちらは「ノシラン」ランとなっていますが、ランではではないそうです。濃い緑の葉っぱに白い花がとっても映えますね。


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面白い形の花です。これは見た目が名前になっています。「ナンバンキセル」といいます。キセルに形がソックリだかれでしょう。自分で光合成を行えないので、ほかの植物に寄生して成長するものだそうです。


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こちらも森の中でひときわ目を引きました。「ツルラン」です。こちらは本当にランです。絶滅危惧種にもしてされているようです。エビネの種類で、やはりノシランと同じように森に映える花です。


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森の道を走っているとよく目につく白い花があります。少し背の高い木で前に紹介したランなどは群生している感じはないのですが、この花はいっぱい咲いていました。「イヌギ」です。山の入口付近ではハシカンボクが咲き、上の方に行くとこのイヌギが彩っています。


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大きなきにくっついて成長しているシダ植物、「オオタニワタリ」です。絶滅危惧種に指定されています。木に付着して成長する着生植物で、湿度の高い熱帯の雰囲気が醸し出されています。このような植物が多いと本当にジャングルっぽく見えてきますね。


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こちらはタイトルの画像にも使用している花です。「ツルウリクサ」です。絶滅危惧種に指定されています。絶滅危惧種ですが、育てるのはそれほど難しい植物ではないようで、種から普通に育つそうです。開発などで自生しているものがどんどん減っているので、希少になってしまっているそうです。


奄美花めぐり

こちらもタイトルの画像に使用している花「ハマトラノオ」です。こちらも絶滅危惧種に指定されています。ちょっと変わった形ですね。


奄美花めぐり

花とは関係ありませんが、今回のツアーの中で、「旧三太郎茶屋跡地」も訪れました。奄美の人々が徒歩で移動していた時代、南の方から中心の名瀬に向かうには険しい山々を越えていかなければなりませんでした。そんな道中にこの三太郎茶屋はあり、道行人々の癒しの場所でありました。明治から昭和初期の頃の話です。現在は跡形もなく、かろうじて道らしき場所があるだけです。説明看板もあります。


奄美花めぐり

昼間は見られませんが、これはアマミノクロウサギのウ○チです。奄美大島と徳之島でしか出会えないとても希少な動物ですが、道のいたるところにあり、この次は夜のツアー「ナイト奄美」で訪れたいですね。